デジタル3Dアーカイブ アートプレゼンテーション – 東京藝大アートDX夏季特別ワークショップ
概要
東京藝大アートDXプロジェクトではこの度、「デジタル3Dアーカイブ アートプレゼンテーション」と題したワークショップを開催します。本WSではデジタルアーカイブの手法として、Nerf(AIを活用した3Dモデル生成技術)の活用、複数の写真を組み合わせて3Dモデルを再構築するフォトグラメトリの技術を学びます。最終日は陳列館のデジタル3Dモデルに3Dデータを配置し、オンラインプラットフォーム上で公開する方法を学びます。これらを通じて、デジタル空間上での作品の公開・発信方法の可能性について考えます。
開催概要
第1回
日時:2023年8月22日(火)、23日(水)、24日(木) 10:00~17:00
場所:東京藝術大学 総合工房棟2F 芸術情報センターLAB
第2回
日時:2023年9月12日(火)、13日(水)、14日(木) 10:00~17:00
場所:東京藝術大学 総合工房棟2F 芸術情報センターLAB
※第1回と第2回は同じ内容です
スケジュール
1日目:スマートフォンとアプリによる点群メタバース
2日目:RealityCaptureによるフォトグラメトリ※1
3日目:ゲームエンジン(Unity)を用いたデジタルツインメタバース※2
※1 RealityCaptureはフォトグラメトリソフトの名前です。
※2 実空間をモデル化した空間を利用
講師
秋田亮平(東京藝術大学 芸術情報センター 特任講師)
対象
学部生、大学院生対象
少人数での実施のため、3日間参加できることを条件とします。
デジタル3Dアーカイブおよび空間のデジタルアーカイブに興味がある人。
フォトグラメトリ、ゲームエンジンなどのソフトを利用しますが、初めての人を対象としていますので、PCを扱える人でしたら参加可能です。
(すでにフォトグラメトリやメタバースプラットフォームでの公開を実践されている方は対象外としますが、聴講は可とします。)
応募の流れ
定員:第1回、第2回ともに先着6名
両日とも参加できる人は、調整の上連絡します。
申し込み締め切り:2023/07/14(金)
以下の応募フォームより申し込んでください。
(2023/07/03 15:20)※既定の応募人数に達したため、以下の受付はすべてキャンセル待ち扱いになります。受講者に欠員が出た場合は実施2週間前までに改めて連絡いたします。
https://forms.gle/H2rvyyBS2RNyoHre8
(藝大メールでログインして送信してください。)
・1日目はiPhoneアプリを用いての実習も行いますので、事前に所持しているスマートフォンの機種等を伺います。iPhone専用のアプリを利用しますが、写真、動画を撮影できればandroidでも大丈夫です。
・2日目のフォトグラメトリの実習では、自身の作品などをスキャンしてもらいます。デジタルカメラを持っている方は自身のカメラを利用してください。(AMCのカメラを利用することもできます。)締め切りからワークショップ当日までに、事前に作成したGoogle Classroomを通じて、3Dスキャンしたい作品の大きさなどの情報を伺います。素材によってはうまく3Dモデル化できないものもあります(黒いもの、透明なもの、表面のテクスチャが細かいものなど)。
お問い合わせ先
東京芸術大学 アートDXプロジェクト事務局(担当:秋田亮平)
info_dt[at]ml.geidai.ac.jp
東京藝大アートDXプロジェクトについて
アートDXは、東京藝術大学におけるデジタル技術に関わる研究・教育・発信を推進することで、技術と社会の向かうべき最先端(State-of-the-Art)を塗り変えることを目指すプロジェクトです。「東京藝大デジタルツイン」の運営をはじめ、授業では取り扱えない最先端のトピックを扱った特別講演や勉強会、WS等のイベントを開催しています。
2023年度は、「I LOVE YOUプロジェクト2023」の一環として、学内からのデジタル技術を活用した表現に関する研究企画助成の公募を行い、より全学的なデジタル教育・研究を推し進めています。
アートDXプロジェクトでは今後も定期的にこうした特別講演や勉強会、WS等のイベントを開催していく予定です。
また、学生の皆さんからもこうした話題について聞きたい!といった希望も募集しています。お気軽にご連絡ください。
詳しい情報は、Classroom(コード:sidd3t4)や、AMCのWebサイトやSNS(twitter:@amc_geidai,instagram:@amc_geidai)を中心にお知らせしていきます。