プレイヤーが音楽を完成させる「インタラクティブミュージック」の技術とアイデア -東京藝大アートDXプロジェクト 特別講演-

日程:2022年10月3日(月) 18:00~19:30

場所:東京藝術大学 芸術情報センター(AMC) 演習室(上野キャンパス総合工房棟 2F) + Zoomウェビナーによるオンライン配信(学内、1週間限定でアーカイブ動画閲覧可能)

対象:東京藝術大学に所属するすべての学生および教職員

現地受講申し込みフォーム: https://forms.gle/2LMiLon4gzhcbpem9(定員40名、先着)

配信URL:  東京藝大アートDXのClassroom(コード:sidd3t4)のストリームで当日告知します。受講を希望される方は事前にクラスに登録しておいてください。配信の受講の方はフォームの送信不要です。

講演概要

アートDXプロジェクトは、芸術情報センター(AMC)で行ってきた情報機器やデジタルファブリケーション機の普及と研究に加え、コロナ禍に端を発したデジタル技術を活用する授業や教育研究、作品発表の充実を試みた全学的プロジェクト「東京藝大デジタルツイン」の運営など、デジタル技術を活用した教育・研究を統合するプロジェクトです。

その中では例えば、本年度よりAMC開設授業として開講した「ゲーム制作演習」をはじめとして、教育カリキュラム自体の拡充も進めています。

本特別講演では、ゲームに特有の音楽表現にまつわる事例や考え方をご紹介いただきます。美術/音楽を問わず幅広く参加をお待ちしています。

講師プロフィール

岩本翔

フリーランスのサウンドプログラマー。

スクウェア・エニックス在籍中に開発したインタラクティブミュージックシステム「MAGI」が「FINAL FANTASY XV」などに採用された。

最近では「Pokémon LEGENDS アルセウス」(製作:株式会社ゲームフリーク様)などに携わる。

講師コメント

ゲームの世界では、ノンリニアな状況にリニアな音楽を対応させるために「インタラクティブミュージック」と呼ばれる工夫が用いられてきました。

シームレスなゲーム世界の変化を演出するだけではなく、プレイヤーの自由な動きを音楽的に解釈することで生まれる新たな表現など、ゲーム音楽の技術とアイデアについて紹介します。

連絡先

芸術情報センター 特任助教 松浦知也 (東京藝大アートDX事務局:info_dt@ml.geidai.ac.jp)