オンラインでの安全を守るためには、強力でユニークなパスワードを使用することが重要です。しかし、たくさんのログイン名/パスワードを覚えるのは難しいものです。そこでパスワードマネージャーが役立ちます。パスワードマネージャーはパスワードを一元管理でき、ログイン名/パスワードを自動入力できますし、万が一情報が漏洩した場合に検知することができます。
パスワードマネージャーは無料・有料の様々ありますのでご自身の使い方に合った物を使うことを推奨しています。
ここでは藝大アカウントで使用できるGoogleパスワードマネージャーの使い方を説明します。
パスワードマネージャーの役割
- パスワードの保存管理
- パスワードをまとめて保存できるため、覚えたり紙に書いて保存する必要がありません。
- 強力なパスワードの自動生成
- セキュリティを高めるために、複雑でユニークなパスワードを簡単に作成できます。
- ログイン情報の自動入力
- ウェブサイトへのログイン時に、必要な情報を自動で入力してくれるので、手間が省けます。
- セキュリティ監視と通知
- パスワードの脆弱性を監視したり漏洩の有無を確認することができます。
Googleパスワードマネージャーの設定手順
Google Chromeインストールして起動します。
Chromeに藝大アカウントでログインします。
ここれはファイル転送システム(GIGAPOD)にログインする場合を例にパスワードを保存してみます。
https://gigapod.geidai.ac.jp/にアクセスし、ユーザー名/パスワードを入力してログインします。
「パスワードを保存しますか?」と聞かれるので「保存」をクリックして保存完了です。
※一度「使用しない」をクリックしたサイトでは保存されません。保存したい場合は設定を削除します。削除方法はこちら。
パスワードの脆弱性や漏洩の確認
www.google.co.jpにアクセスして、右上の「ログイン」からログインします。
Googleにログインしたら右上の9つの点のアイコンをクリックしてメニューを表示します。
メニューをスクロールした下部に鍵のアイコン「パスワードマネージャー」をクリックしてパスワードマネージャーの管理画面に行きます。
パスワードが保存されていると次のような画面になっています。
パスワードチェックアップが表示されいたら推測されやすい脆弱なパスワードが設定されていたりパスワード漏洩の可能性がありますので、変更しましょう。
パスワードを変更をクリックします。
詳細が説明されているので、内容を確認してパスワードを変更しましょう。