電子基板制作WS – 東京芸大アートDX・芸術情報土木工学特別演習

Photo by Lifepatch(CC-BY 3.0)

電子回路や基板は特定の機能を実現するための手段であると同時に、配線のパターンや配置それ自体1つの表現メディアになり得ます。

このWSではそうした事例を紹介しつつ、インドネシアの芸術/科学技術コレクティブのLifePatchと、国際的バイオアートコミュニティのHackteriaが考案した、基板に直接触ることで演奏するシンプルな電子楽器、BioSynthを作ることで、私たちの身の回りを支えている技術の物理的基盤=電子基板と表現の関係性について思考を巡らせてみます。

https://github.com/squaresolid/tiger_biosynth

もちろん、電子基板が作れるようになると、作品制作の中で用いる電子工作のクオリティ向上にも大きく役立ちます。

全く電子工作の経験はないけどテクノロジーについて興味のある人、電子回路を作ったことはあるけどブレッドボードが大変なことになって困った経験がある人、どちらも大歓迎です。

WS概要

日時:7/26(火) 18:00~19:30

場所:芸術情報センターLAB(上野キャンパス総合工房棟2F)にて

定員:10名(先着順)

対象:すべての学生

企画/講師:松浦知也(芸術情報センター特任助教)

参加費:無料

申し込みフォーム: (定員に達したため締め切りました)

連絡先:info_dt@ml.geidai.ac.jp(担当:松浦知也)

東京藝大アートDXプロジェクトについて

アートDXプロジェクトは、芸術情報センター(AMC)で行ってきた情報機器やデジタルファブリケーション機の普及と研究に加え、コロナ禍に端を発したデジタル技術を活用する授業や教育研究、作品発表の充実を試みた全学的プロジェクト「東京藝大デジタルツイン」の運営など、デジタル技術を活用した教育・研究を統合するプロジェクトです。

アートDXプロジェクトでは今後も定期的にこうした特別講演や勉強会、WS等のイベントを開催していく予定です。

9月にはVR空間上でのアニメーション制作WS、10月にはゲームオーディオ/インタラクティブオーディオに関する特別講演を予定しています。

また、学生の皆さんからもこうした話題について聞きたい!といった希望も募集しています。お気軽にご連絡ください。

詳しい情報は、Classroom(コード:sidd3t4)や、AMCのWebサイトやSNS(twitter:@amc_geidai,instagram:@amc_geidai)を中心にお知らせしていきます。