【2019年度開催授業】メディア特論 授業情報

メディア特論

年間テーマ「アートをひらく○○

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授業概要:創作活動において,様々な専門領域の研究や最先端の発想を知ることは重要である。
広義のメディア分野のトップ研究者・表現者,実務者などを迎え,ゲスト講師の講演および担当教員とのトーク形式の講義を行う。
日時:木曜日 18:00-
会場:東京藝術大学 中央棟第1講義室 (上野校地)
聴講可・学外生聴講可
授業構成、担当:内海健、古川聖、大谷智子
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各講義リスト

4月11日  オリエンテーション,内海健(本学保険管理センター長 教授)
4月18日  藤村龍至(本学建築科 准教授)
4月25日  松浦寿夫(武蔵野美術大学 教授)
5月16日  毛利悠子(本学グローバルアートプラクティス専攻 教師)
5月23日  中ザワヒデキ(美術家/人工知能美学芸術研究会 代表)
5月30日  山城知佳子(本学 先端芸術表現科 准教授)
6月6日    吉田みどり(現代家族 代表)
6月13日  澤和樹(本学学長)
6月27日  西田眞也(視覚科学研究者)
7月11日  面出薫(Principal / Lighting Designer, Lighting Planners Associates Inc.)
10月3日  菊地成孔(音楽家 / 文筆家 / 音楽講師)
10月10日  毛利嘉孝(本学 国際芸術創造研究科 教授)
10月17日  大澤真幸(社会学者)
10月24日  Sputniko!(本学 デザイン科 准教授)
10月31日  露木雅彌(日本舞踊家 / 本学 音楽学部日本舞踊専攻 准教授) & 宇津木安来(日本舞踊家 / 本学 音楽学部日本舞踊 専門研究員)
11月7日  古川聖×内海健×大谷智子

講義詳細

第1回 4月11日開催

オリエンテーション,「アートをひらく」ための思想的レビュー

担当:内海健

第2回 4月18日開催

建築「ちのかたち」としての建築

第3回 4月25日開催

世界は降りかかるもの全てである

第4回 5月16日開催

ノビノビにのびていく作品制作について

第5回 5月23日開催

AIと美学・芸術

中ザワ先生から、文章が届きましたので、掲載いたします。
<質問への回答にかえて>(中ザワヒデキ)
多くの御記入有難う御座いました。質問より感想が多かった印象ですので、私も全体的に気付いたことを書き留めます。
まずこうした「機械が意識を持つ」系の話は、主に二つの理由から拒絶に遭うことが多いのですが、講演ではむしろ興味深く聴いてくださった方が多かったようで良かったです。
拒絶の一つ目は、話の趣旨に乗った上で「機械が意識を持ったら怖い」「そんなこと考えたくない」というディストピア性を理由とするもの、二つ目はそれとは対照的に「当たり前だが機械が意識を持つわけない」「機械が心を持つという時点で幼稚」という理由で、話の俎上に乗ること自体を拒否するものです。いちおう講演では両者に対する私の見解を織り交ぜながら話した積もりでした。
その上で、講義後半の質問タイムが充実してとても良かったです。もちろん、講義前半での話の趣旨に乗ってくださった方が後半にも残ってくださったのでしょうが、こちらとしても興味深く活発に展開した議論を嬉しく思いました。多くの方に御記入頂けたように、芸術や美学の根幹に触れる熱い話題であることが共有できたようでしたので、いっそう私としても、あるいは人工知能美学芸術研究会としても、さらなる追究に邁進したい所存です。有難う御座いました。
<配布資料>
https://www.aloalo.co.jp/nakazawa/2019/0523d.pdf
https://www.aloalo.co.jp/nakazawa/2019/0523c.html
<記録映像>
講演は大学サイドに許可頂き、映像で記録しネット公開されています。
受講者を映さない前提ですので後半部分はありませんが、前半を御確認頂けます。
https://youtu.be/usrY5LlC_o0
撮影・編集・公開:みそにこみおでん
<リンク>
人工知能美学芸術研究会(AI美芸研)
https://www.aibigeiken.com/
<書籍>
学会誌『人工知能』33巻6号(2018年11月号)特集:「AIと美学・芸術」
https://www.ai-gakkai.or.jp/published_books/journals_of_jsai/past_journals/in2018/
https://www.aloalo.co.jp/nakazawa/2018/1114a_j.html

第6回 5月30日開催

接続する身体、感覚、記憶

第7回 6月6日開催

ヨシダミノル 空間の美食家 in New York 1970-78

第8回 6月13日開催

AMS(Arts Meets Science)プロジェクトの取り組みについて

第9回 6月27日開催

質感を感じるを理解する

第10回 7月11日開催

光のアートと陰影のデザイン

第11回 10月3日開催

映像と音楽の同期を駆動する新しいリズム感

第12回 10月10日開催

ポストメディアの時代の芸術と政治

第13回 10月17日開催

ホモ・サピエンスの認知革命とアート

第14回 10月24日開催

第15回 10月31日開催

伝統と革新のバランス

担当:宇津木安来(日本舞踊家 / 本学 音楽学部日本舞踊 専門研究員)

第16回 11月7日開催

アートをひらく

古川聖×内海健×大谷智子