【2017年度前期】メディア特論:アート+
2017年度前期「メディア特論:アート+」
日時:木曜日 18:00-
会場:東京藝術大学 中央棟第1講義室 (上野校地)
聴講可・学外生聴講可
#14 技術と芸術の狭間で
アート+エンジニアリング 2017.07.13開催
原島 博(はらしま ひろし)
東京大学 名誉教授
#15 芸術行動の進化
アート+進化 2017.07.20開催
岡ノ谷 一夫(おかのや かずお)
東京大学大学院総合文化研究科 教授
▼参考論文
岡ノ谷一夫(2013).芸術行動の至近要因と究極要因,認知科学,20(1),19-26.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcss/20/1/20_19/_article/-char/ja/
※論文を入手したい学生は,AMC教員室にご相談ください。
▼参考図書
岡ノ谷一夫著「つながりの進化生物学」朝日出版社(2013年)
岡ノ谷一夫著「言葉はなぜ生まれたのか」文藝春秋(2010年)
小川洋子・岡ノ谷一夫「言葉の誕生を科学する」河出書房新社(2013年)
#15 7月20日は開始時間が18:30に変更なりました。
#13 VR/ARと音楽
アート+パフォーマンス作品とインスタレーション作品 2017.07.06開催《終了》
後藤 英(ごとう すぐる)
東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科 准教授
▼著書
Emprise(エンプリズ) 現代音楽の系譜から、コンピューター・ミュージック、エレクトロニック・ミュージック、ニュー・メディア・アート、新たなパフォーマンスへの進化
後藤 英(著)
発行:スタイルノート
https://www.stylenote.co.jp/bd/isbn/9784799801482/
https://www.amazon.co.jp/Emprise-エンプリズ-〜現代音楽の系譜から、コンピューター・ミュージック、エレクトロニック・ミュージック、ニュー・メディア・アート、新たなパフォーマンスへの進化-後藤-英/dp/4799801481
▼CD
CsO
後藤英(作曲)
http://athor-harmonics.co.jp/cso.html
https://www.amazon.co.jp/CsO-SUGURU-GOTO-後藤英/dp/B01ANMGISM
▼ホームページ
▼参考資料
http://www.nime.org/proceedings/2009/nime2009_048.pdf
http://www.music.mcgill.ca/~mwanderley/Trends/Trends_in_Gestural_Control_of_Music/DOS/P.Got.pdf
https://www.youtube.com/watch?v=1hHIHnzOGXo
https://www.cinra.net/interview/201611-gotomanabe
▼講義タイトル
アート+パフォーマンス作品とインスタレーション作品 VR/ARと音楽 後藤英
バーチャル・ミュージカル・インストゥルメント、その発展形のバーチャル・リアリティーとオーギュメンティッド・リアリティーの応用
▼講義の概要
後藤英はフランス国立研究所のIRCAMに長い間所属をし、そこでバーチャル・ミュージカル・インストゥルメントなるものを開発した。これはセンサー技術、プログラミング、そして、ロボット技術を用いたもので、バーチャルな楽器を開発、つまりインターフェースと人間の関係性を追求するものである。後藤は今年の4月より東京芸術大学の准教授に就任してこの研究と作品制作をさらに発展させている。これはコンピューターのインタラクティブな技術を元に、バーチャル・リアリティーの空間にて映像とサウンドを反応させるものである。この研究の仮想空間の再現の特徴として、無重力空間をシュミレーションする点である。この研究の成果、知見はあたらしいアート表現を始め、商用のゲームやアトラクション施設にも応用が可能なものであり、音や映像を使った体験型の表現の領域にあたらしい流れを作っていくだろう。
▼略歴
作曲家、ニューメディア・アーティスト。国際的に評価されており世界活地で活躍。世界中を斬新で刺激的な作品で新たなテクノロジーと関連させて発表している。フランス、パリにあるポンピドゥー・センターのイルカムの招待作曲家、研究員、ボルドー芸術大学の准教授を経て、現在は東京芸術大学の准教授。主な賞歴は、ボストン・シンフォニー・オーケストラ・フェローシップ、タングルウッド音楽祭より、クーセヴィツキー賞、ワシントン州のマルゼナ国際作曲コンペティションにて第1位、ドイツにてベルリナー・コンポジション・アウフトラーゲ1994、パリのユネスコで行われた、IMC国際作曲家会議にて入選、フランス政府よりDICREAM、ドイツ、ベルリンのミュージック・シアター・ナウ・アワード2008にて受賞、フランス、バン・ニューメリック4、アンガン・デ・バン・デジタル・アート国際フェスティバルにて、「OFQJダンス・ニューテクノロジー賞」を受賞、2010年ブラジルのFileフェスティバルにてFILE PRIX LUXのElectronic Sonority Honor Award 賞、2011年イタリアにてAction Sharing 2の大賞を受賞、2013年KAO国際キネティック・アート・コンペティションにて第2位、同年オーストリアのアルスエレクトニカにてデジタル・ミュージック&サウンド・アートの栄誉賞を受賞などが挙げられる。作品は世界各国の音楽祭、レゾナンス/IRCAM、タングルウッド音楽祭、ICC、SONAR、 Haus der Kultures der Welt, ISEA、NIME, ヴェネツィアビエンナーレなどにて演奏されている。2016年にCDのCsOがアソルハーモニクスより発表され、書籍のEmprise: 現代音楽の系譜から、コンピューター・ミュージック、エレクトロニック・ミュージック、ニュー・メディア・アート、新たなパフォーマンスへの進化がスタイルノートより出版された。
#12 3次元空間の知覚とシステム
アート+聴空間 2017.06.29開催《終了》
鈴木 陽一(すずき よういち)
東北大学電気通信研究所 教授
#11 つくるプロセス、つくろうプロセス
アート+建築 2017.06.22開催《終了》
金田 充弘(かなだ みつひろ)
東京藝術大学美術学部建築科 教授
#10 感覚、テクノロジー、ウェルビーイング
アート+認知・技術のシステム 2017.06.15開催《終了》
渡邊 淳司(わたなべ じゅんじ)
NTTコミュニケーション科学基礎研究所 主任研究員
▼『情報を生み出す触覚の知性』(2014年、化学同人)
▼『ウェルビーイングの設計論』(2017年、BNN新社)
#09 空間音楽・音楽空間
アート+形式言語 2017.06.08開催《終了》
藤井 晴行(ふじい はるゆき)
東京工業大学大学院理工学研究科 教授
古川 聖(ふるかわ きよし)
東京藝術大学美術学部先端芸術表現科 教授/芸術情報センター センター長
授業内容に関係するのは(1)〜(3)です。
興味があれば読んでおいてもらえると嬉しいのは(1)です。
さらに興味があれば(2),さらにさらに興味があれば(3)です。
デザインの研究に興味があれば(4)〜(6)。
1)知のデザイン(共著) 近代科学社
http://www.kindaikagaku.co.jp/science/kd0484.htm
2)一人称研究のすすめ(共著) 近代科学社
http://www.kindaikagaku.co.jp/science/kd0481.htm
3)建築のデザイン科学(共著) 京都大学出版会
http://www.kyoto-up.or.jp/book.php?id=1799
4)建築デザインの論理的観点と非論理的観点を結合する二層モデル
日本建築学会計画系論文集 Vol.70 No.592, pp.79-84, 2005
(PDFが公開されています)
http://bit.ly/2qCPIvL
5)デザインという行為における思考過程の特徴の形式表現デザイン科学の方法論の構築に向けた思考実験
日本建築学会計画系論文集 Vol.78 No.693, pp.2439-2448, 2013
https://www.jstage.jst.go.jp/article/aija/78/693/78_2439/_article/references/-char/ja/
6)デザイン問題の計算複雑性
日本建築学会計画系論文集 Vol.78 No.694, pp.2657-2661, 2013
https://www.jstage.jst.go.jp/article/aija/78/694/78_2657/_pdf
#08 テレビメディアを使った表現って?
アート+テレビ 2017.06.01開催《終了》
岡本 美津子(おかもと みつこ)
東京藝術大学大学院映像研究科 教授
#07 現代アート化する工芸
アート+工芸 2017.05.25開催《終了》
秋元 雄史(あきもと ゆうじ)
東京藝術大学付属美術館 館長
▼「工芸未来派—アート化する新しい工芸 」六耀社
https://www.rikuyosha.co.jp/products/detail4419/
▼「日本列島「現代アート」を旅する 」小学館
https://www.shogakukan.co.jp/books/09825243
▼あたらしい工芸 KOGEI Future Forward 展示作品紹介」
▼あたらしい工芸 KOGEI Future Forward 秋元雄史氏と桑田卓郎氏によるギャラリートーク 」
#06 芸術化される科学
アート+生命理論 2017.05.18開催《終了》
郡司 ペギオ-幸夫(ぐんじ ペギオ-ゆきお)
早稲田大学理工学術院基幹理工学部・研究科 教授
▼本講義に関連する著書
「群れは意識をもつ 個の自由と集団の秩序」(PHP)
「いきものとなまものの哲学」 (青土社)
▼参考URL
#05 哲学入門
アート+プロセス 2017.05.11開催《終了》
河本 英夫(かわもと ひでお)
東洋大学文学部 教授
#04 仮想の現実化を考える
アート+VR 2017.04.27開催《終了》
八谷 和彦(はちや かずひこ)
東京藝術大学美術学部先端芸術表現科 准教授
▼本当に飛べる!ナウシカのメーヴェを実際に作った八谷和彦さんにお会いしてきたよ![動画あり]
http://www.gizmodo.jp/2013/09/post_13101.html
▼【宙にあこがれて】第36回 「風の谷のナウシカ」のメーヴェ作ってみた? OpenSky 3.0?
http://otakei.otakuma.net/archives/2013090502.html
▼ポストペットの新タイトル、PostPetVRを作ります。
https://camp-fire.jp/projects/view/14723/
#04 4月27日は時間によって教室が異なります。
—-[講義タイムテーブル]———–
第一部:第1講義室にて講演 18:00~
第二部:第2講義室にて機材デモンストレーション
※機材の都合上、教室を移動しての講演となります。 教室移動時間は、講演の内容により未定です。
#03 アート+社会=デザイン
アート+社会 2017.04.20開催《終了》
須永 剛司(すなが たけし)
東京藝術大学美術学部デザイン科 教授
鈴木 太朗(すずき たろう)
東京藝術大学美術学部デザイン科 准教授
#02 光の科学とアート
アート+photon 2017.04.13開催《終了》
安藤 孝浩(あんどう たかひろ)
現代美術作家/宇宙アーティスト
Talk内容に関係ある文献|
『光と物質のふしぎな理論―私の量子電磁力学』岩波書店(1987/06発売)
【著】ファインマン,R.P.〈Feynman, Richard P.〉【訳】釜江 常好/大貫 昌子
参考文献(安藤作品掲載)|
2011 『 ASIAN POINT CONTEMPORARY ART MAGAZIN VOL.3』 The Center of Visual Art boda, pp.132-pp.137
2010 『 Art + Science Now 』 Thames & Hudson 出版 Stephen Wilson [ 著 ] pp.93
2007 『 サイレント・ダイアローグー見えないコミュニケーションー』
NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]、pp.64-69 pp.89-90pp.89-90
2004 『 ネクスト:メディア・アートの新世代』 NTT インターコミュニケーション・センター [ICC]、pp.33-36
参考web(安藤作品掲載、関連プロジェクト紹介)|
▼浜松ホトニクス株式会社 光を学ぶウェブサイト「Photon てらす」
http://photonterrace.net/ja/professional/vol_02/
▼安藤孝浩ホームページ
▼宇宙航空研究開発機構(JAXA)との共同ミッション
http://iss.jaxa.jp/en/kiboexp/news/130226_epo.html
https://www.nasa.gov/mission_pages/station/research/news/wklysumm_week_of_feb4.html
#01 芸術と科学のインターフェイスのための予備的考察
アート+オリエンテーション 2017.04.06開催《終了》
内海 健(うつみ たけし)
精神科医/東京藝術大学保健管理センター センター長
専攻|精神病理学、哲学、パトグラフィー
著書|『「分裂病」の消滅』青土社, 2003
『精神科臨床とは何か』星和書店, 2005
『パンセ・スキゾフレニック』弘文堂, 2008
『さまよえる自己』筑摩書房, 2012
『自閉症スペクトラムの精神病理』医学書院, 2015