【展覧会】藤木淳「Primitive Layer」展 開催


 
藤木淳「Primitive Layer」展 
 
会 期:2017年1月19日(木) – 2017年1月24日(火)[最終日は17:00まで]
時 間:11:00 – 19:00[21日(土)は12:00よりオープン]
入場料:無料
会 場:3331 Arts Chiyoda B104 (地下1階)
住 所:〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14
http://www.3331.jp/access/
藤木淳は、表現と原理の関係から、人間と物理の法則を探る、あるいは、それらの新たな関係性を構築する研究を遂行しています。本展は、映像、立体、装置に関する最近の研究成果を発表するものです。大勢のキャラクターの中から操作対象を探すインタラクティブな映像、色や構造の違いから異なる質感を生み出す立体物、空間内に見えない移動体が媒介する装置を中心に展示してあります。それぞれを物理の側面から見ると、動的非物質、静的物質、動的物質という分類に分けられます。一方で、切り口を変えて見ると、認知、組織、秩序といった共通する新たな層が立ち現れます。ここでの認知とは人間の解釈に作用すること、組織とは複数の同要素で構成されていること、秩序とは原理による均衡していくことを意味しています。

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企  画|藤木淳(東京藝術大学JST研究員/科学技術振興機構さきがけ研究員)

     和田信太郎(東京藝術大学芸術情報センター 教育研究助手)

技術協力|田部井勝(東京藝術大学芸術情報センター 教育研究助手)

     赤川智洋(東京藝術大学非常勤講師)

協  力|東京藝術大学 芸術情報センター

助  成|科学技術振興機構さきがけ

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【Profile】

藤木 淳(メディアアーティスト/表現研究)

博士(芸術工学)。1978年、福岡生まれ。科学技術振興機構さきがけ研究員、東京藝術大学JST研究員、武蔵野美術大学非常勤講師。表現と原理の関係から、人間と物理の法則を探る、あるいは、それらの新たな関係性を築く研究をしている。研究成果をArs ElectronicaやNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]など、国内外の展示会等に発表している。『ふわふわお絵描き』で第7回学生CGコンテストインタラクティブ部門最優秀賞受賞。その5年後に第10回文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞を受賞した『OLE Coordinate System』が、2008年にソニー・コンピュータエンタテンメントからPSP/PS3対応ゲーム『無限回廊』として商品化された。

http://jun-fujiki.com/