1. 20
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3. 31
AMC
OPEN LAB
2021
System
Preference
環境設定
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東京藝術大学芸術情報センター(AMC)では、コンピュータと表現に関する様々な講義を行うほか、美術・音楽・映像分野に特化させた周辺機器を設置し、学生の創作を支援するとともに、情報メディアに関連した研究活動をおこなっています。本イベントではこれからのAMCの展開を探るべく、「環境設定」をテーマに、さまざまな「環境」と私たちとの関係を設定、構築する制作実践をライブ配信、作品発表、トークイベントを通して発表します。各イベントはWebサイト上に随時更新されていきます。
会場:Webサイト内 https://amc.geidai.ac.jp/exhibition/2021
会期:2021年1月20日(水) - 3月31日(水)
主催:東京藝術大学芸術情報センター https://amc.geidai.ac.jp
問い合わせ先:amc-info(at)ml.geidai.ac.jp
1. 20
OPENING EVENT
3. 04
郵便彫刻
-Online Ver.
Park Sanghyun
パク・サンヒョン
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コロナ時代に呼応した彫刻のあり方として考案された「郵便彫刻」シリーズを今年の1月と2月にソウルと東京で展示しました。人の移動が制限される中、箱を彫刻の一部と捉え、彫刻を箱の中で完結させる試みを行いました。国際郵便のEMSを作品のプロセスとして取り入れ、国境を跨いで成り立つ身軽い彫刻の可能性を提示します。
1. 21
デジタルサウンド演習成果発表
Students
デジタルサウンド演習受講生
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AMC開講授業「デジタルサウンド演習」の成果発表。
音響プログラミング言語Maxを用いたマルチチャンネル作品をバイノーラルで配信。映像を用いた作品やパフォーマンスを伴う作品などバラエティに富んだ作品が発表されます。
ヘッドホンかイヤホンをつけてご鑑賞ください。
2. 03
VOX-AUTOPOIESIS VI
-Telecom-
Chiku Komiya, Masumi Nemoto
小宮知久, 根本真澄
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2015年より発表している自動生成される楽譜と声のための作品《Vox-Autopoiesis》シリーズの新作。《Vox-Autopoiesis》では、演奏者の声を分析したデータを楽譜生成のアルゴリズムとして用い、さらに生成された楽譜を演奏者が歌うことで、演奏→生成→演奏→生成…というプロセスが際限なく繰り返される。今回は声楽家が自宅に居て、声はネットワークを通してプログラムに送られる。演奏と生成のプロセスはネットワークを介して生じる。
3. M
Chromatophony re-act
Juppo Yokokawa
横川十帆
-
イカやタコなどの頭足類は色素砲と呼ばれる小器官を用いて体色変化を行い、威嚇やカモフラージュをすることが知られています。本作品「Chromatophony re-act」では、死んだ直後のイカに外部から電気刺激を与えて人工的に色素胞を動かす手法を応用し、音を電気刺激に用いたオーディオビジュアル表現を行ます。イカの体表面を、ピクセルに依らないディスプレイと捉えることで新たな映像表現の可能性を示します。
2. 05
Iive scan streaming
losles (Nana Shimomura, Kenji Seo)
下村奈那、瀬尾憲司
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Live Scanは「かく」担当の下村と「とる」担当の瀬尾の二つの役割によって行われるライブ制作イベントです。下村がかいた線を、瀬尾がスキャンして等倍で印刷し、重ねるという行為によって作られます。かかれた線、その線をスキャンしたもの、スキャン画像の上にかかれた線、それをスキャンしたもの、と幾層にも重ねられ、オリジナルと複製の境界の曖昧なイメージが作られていきます。今回は「Live scan Streaming」と題し、ウェブ上でのストリーミング公開を行います。
losles
建築家・映像作家の瀬尾憲司、美術家の下村奈那によるアーティストユニット。2019年より活動。
2.19
バイノーラル配信コンサート イマジナリードーム
Tomoko Nakai, Ryu Furusawa, Chiku Komiya
仲井朋子, 古澤龍, 小宮知久,
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仲井朋子、古澤龍、小宮知久の三者による8chマルチチャンネル作品のライブ配信。バイノーラル方式で配信するため、立体音響の定位がトレースされて配信されます。それはあたかも、異なる空間にいる聴取者の頭の周囲に、想像上のドーム(=空間)を出現させるようなことと言えるでしょう。異なる空間にある音との距離を想像すること、感知してしまうことは、ヘッドホンやイヤホンをつけて音を聞くことの多くなった私たちにとって、考えるべきことかもしれません。ご鑑賞の際は、必ずヘッドホンかイヤホンをご利用ください。
1. 27
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再々々々
実況
2021
Yuya Sugiyama
杉山雄哉
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2016年に始めたInstagramの検索結果を実況するシリーズ。検索ヒットした投稿群を解釈し、それを実況(観察)する人がいることで時代を捉えることできると当時考えていた。ストーリーズの充実、インスタライブ、IGTVの実装、TwitterではFleetが現れ、従来の正方形写真投稿のプラットフォームであったInstagramは当初とは様変わりしていく一方である。脚色されていく日常の営みを再び実況する時が来た。デジタルイメージの先にあるソーシャルイメージを探りに行きましょう。
3. 27
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Lost My Phone
Shoto Hayakawa
早川翔人
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ゲームエンジンにまつわるiOS向けのアプリケーション《Lost My》を発表する。ゲーム開発を行う際、コライダー(物理衝突)が上手く機能せず、3Dオブジェクトが床をすり抜けて、仮想空間を自由落下し続けてしまうことは初歩的なミスである。そのまま、再生を止めずに3Dオブジェクトが自由落下し続けるとどうなるのか。その経過を《Lost My》を通して観察する。
サウンド協力:小宮知久
Download
Appleが提供するベータ版テストアプリ「TestFlight」を介して
以下のURLより《Lost My》をダウンロードいただけます。
https://testflight.apple.com/join/2SyaodX6